私は、「犬君はうっかりやさんで、 (若紫との出会い) 「黒=原文」・「 赤=解説 」・「 青=現代語訳 」 原文・現代語訳のみはこちら源氏物語『若紫/北山の垣間見』現代語訳(1)(2). 髪はゆったり(ふさふさ)としてたいそう長く、見た目の悪くない人(=感じがよい)人のようである。
物事の順序、次第。
。
少納言:名詞 の:格助詞 乳母:名詞 と:格助詞 ぞ:係助詞 人:名詞 言ふ:動詞、ハ行四段の終止形 める:推量の助動詞「めり」の連体形 は:係助詞 こ:代名詞 の:格助詞 子:名詞 の:格助詞 後見:名詞 なる:断定の助動詞「なり」の連体形 べし:推量の助動詞「べし」の終止形 尼君:名詞 いで:感動詞 あな:感動詞 を:間投助詞 や:間投助詞 言ふ:動詞、ハ行四段の終止形 かひなう:形容詞「甲斐なし」の連用形「甲斐なく」のウ音便「甲斐なう」 ものし:動詞「物す」サ変の連用形 給ふ:補助動詞、ハ行四段の終止形 かな:詠嘆の終助詞 おの:代名詞 が:格助詞、 かく:副詞 今日:名詞 明日:名詞 に:格助詞 おぼゆる:動詞「おぼゆ」下二段の連体形 命:名詞 を:係助詞 ば:係助詞「は」の濁音化 何:名詞 と:格助詞 も:係助詞 おぼし:動詞「おぼす」サ行四段の連用形 たら:完了の助動詞「たり」の未然形 で:、接続助詞。
申し上げる、差し上げる。 動作の主体である光源氏を敬っている。
僧都からの敬意。
心づきなけれ=ク活用の形容詞「心づきなし」の已然形。
どの敬語も、その敬語を実質的に使った人間からの敬意である。 「うち」は接頭語で、「ちょっと、少し」みたいな意味があるが、あまり気にしなくても良い。
12さすがに=副詞、そうはいうもののやはり、そうはいってもやはり うちまもり=ラ行四段動詞「うち守る」の連用形、目を離さずに見る、じっと見つめる。
此方(こなた)=名詞、こちら。
この部分は源氏が慕う藤壺に若紫が似ていて、思わず見つめてしまうなあ、と涙を落とす場面。
」と のたまへ ば、 侍り=ラ変動詞「侍り(はべり)」の連用形、「あり・居り」の丁寧語。 これをただの作劇術と呼んでいいのでしょうか。
16やうやう=副詞、だんだん、しだいに なり=ラ行四段動詞「成る」の連用形 つる=完了の助動詞「つ」の連体形、接続は連用形 ものを=逆接の接続助詞、接続は連体形 たいそうかわいらしく、だんだんなってきたのに。 御簾を少し上げて、花をお供えするようです。
清げなる=ナリ活用の形容動詞「清げなり」の連体形、さっぱりと 源氏物語『若紫・北山の垣間見・若紫との出会ひ』 このテキストでは、源氏物語の中の『若紫(尼君、「いで、あな幼や〜)』の品詞分解を記しています。
」とて、尼君の見上げ たるに、 ぞ=強調の係助詞 や=疑問の係助詞 腹立ち=タ行四段動詞「腹立つ」の連用形、怒る、けんかする 給へ=補助動詞ハ行四段「給ふ」の已然形、尊敬語。
16 かたち 名詞。 ぞ=強調の係助詞 める=推定の助動詞「めり」の連体形、接続は終止形(ラ変なら連体形)。 意味は「逃がしてしまった」。
紫上はこの後、源氏にもらわれていきます。
ぬ=打消の助動詞「ず」の連体形、接続は未然形 ものを=詠嘆の終助詞 このくらい(の年齢)になると、それほど(幼げ)ではない人もあるのに。
現代語訳をつけておきましょうね。
童べ=名詞 と=助詞(格助詞) 腹立ち=動詞・タ行四段「腹立つ」連用形 たまへ=動詞・ハ行四段「たまふ」命令形(已然形とする考えもアリ) る=助動詞・完了「り」連体形 か=助詞(終助詞) とて=助詞(格助詞) 尼君=名詞 の=助詞(格助詞) 見上げ=動詞・ガ行下二段「見上ぐ」連用形 たる=助動詞・完了「たり」連体形 に=助詞(接続助詞) 少し=副詞 おぼえ=動詞・ヤ行下二段「おぼゆ」連用形 たる=助動詞・存続「たり」連体形 ところ=名詞 あれ=動詞・ラ変「あり」已然形 ば=助詞(接続助詞) 子=名詞 な=助動詞・断定「なり」連体形 (撥音便:「ん」の無表記) めり=助動詞・推量「めり」終止形 と=助詞(格助詞) 見=動詞・マ行上一段「見る」連用形 給ふ=動詞・ハ行四段「給ふ」終止形 です。 「つらつき」から「ぞかし。
1源氏の正妻、女三宮が柏木という若い男性との間に設けた不義の子、薫を見守るという役目も引き受けます。
たいそう見苦しい様子を、だれか見てしまったでしょうか。
9 あまた 副詞。