まずはお薬の作用の特徴を比較してみましょう。 SDA(セロトニン・ドーパミン拮抗薬)• 長期臥床• 3-5.眠気 リスペリドンでは、多少の眠気の副作用が認められます。
抗ヒスタミン薬も、ヒスタミンのはたらきをブロックする作用を持ち眠気が強く出てしまうことは飲んだことがある人ならわかるでしょう。
4.抗精神病薬の中でのリスペリドンの位置づけ 抗精神病薬にはたくさんの種類があります。
ここも注意が必要ですが、お薬を減らしたからと言ってその分体重が落ちるわけではありません。
もしも副作用の症状の兆候があったなら早めにかかりつけ医に相談して、薬の減量もしくは中止してもらうようにしてください。
さらにドパーミン受容体を遮断するためパーキン症状がでやすく、小刻み歩行になったり、手の震えがでたり、姿勢異常がでる恐れがあります。
レビー小体型認知症• 10).低血糖:低血糖が現れることがあるので、脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等の低血糖症状が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行う。 第2世代は、第1世代と比べると以下のような副作用が出にくくなっています。
5mgまで、体重45kg以上では3mgまでとなっています。
1.薬価が安い 先発品に比べてジェネリック医薬品の方が薬価が安いというメリットがあります。
リスペリドンは、非定型抗精神病薬であり、定型抗精神病薬に比べて高プロラクチン血症を引き起こしにくいですが、非定型の中では高プロラクチン血症を比較的起こしやすいと考えられています。
ハロペリドールなどと比べて錐体外路症状などの副作用も少なく、効果も劣らない印象を持っており、急性期診療では欠かせない薬剤と思う。
本剤及びこれらの薬剤の降圧作用による。
ジスキネジア(手足が勝手に動いてしまう、口をもごもごするなど) 命に関わるものではありませんが非常に不快な症状です。
また、悪性症候群など命に関わる副作用が起こることもあるため、可能な限り原因薬剤の減量または変更で対応することが好ましいと思われます。 リスパダールの抗コリン作用は弱めであり、これらの副作用の頻度は少なめです。
抗ヒスタミン作用成分は、花粉症のお薬や風邪薬にも含まれています。
しかし、第2世代の中で比較すると、• リスペリドンは2010年頃より後発品として販売が開始されているお薬です。
それを錐体路といいます。 多くの抗うつ剤(SSRIやSNRI、NaSSAなど)はCYP2D6の阻害作用を持ちますので、これらを服用している場合は、リスパダールはより少量でも良いかもしれません。 リスペリドンは、高田製薬株式会社、共和薬品工業株式会社、東和薬品株式会社、沢井製薬株式会社、ニプロファーマ株式会社、日本ケミファ株式会社、皇漢堂製薬株式会社、日本ジェネリック株式会社、長生堂製薬株式会社、田辺製薬販売株式会社、サンド株式会社、テバ製薬株式会社、マイラン製薬株式会社、日医工株式会社、MeijiSeikaファルマ株式会社、小林化工株式会社、田辺三菱製薬株式会社、大原薬品工業株式会社、 高田製薬株式会社、同仁医薬化工株式会社、全星薬品工業株式会社などから販売されております。
4ただし、味が問題ですが。 8).脳血管障害:脳血管障害が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
シリンジのグリップを持ち、ニードルキャップを外す。
糖尿病の危険因子を有する• ・足がむずむずして仕方がない ・歩きたくてたまらなくなり、じっとしていられない ・立っていても静止ができず、足踏みをしたくなる ・体や足がソワソワしたり、またはイライラしてりして座ったり横になっていることに耐えられず、動きたくなる その他の副作用 アカシジアの他に、リスペリドンを使用した時にあらわれる副作用には以下のようなものがあります。
3.抗精神病薬の半減期と作用時間の比較 リスペリドン自体の半減期は短いですが、活性代謝産物の半減期は長いです。 リスペリドンには食欲亢進の副作用があるため、食事量が増えるために体重が増えることにつながると考えられています。 2013年2月23日閲覧。
6リスパダールは適量でうまく合えば興奮、攻撃性が収まり、認知症の患者の調子は回復します。 悪性症候群(高熱で筋肉が壊死して、死に至ることもある危険な副作用) 危険な副作用、不快な副作用の頻度は下がったものの、逆にこれまでにはなかった副作用があります。
また、生活習慣でできることは改善していきます。
発熱(高熱)• ドーパミン• その中でリスペリドンはどのような位置づけのお薬になるのでしょうか。
認知症に伴う精神病症状へも有効であると言う報告もありますが、高齢者では錐体外路症状などの副作用が出やすく、また脳血管障害や糖尿病、脂質異常症のリスクを高めたり、ふらつきにより転倒リスクが上がるなどの副作用もあるため使用には十分注意が必要です。
2患者さんが実際に服用できなければ何の意味もありません。 量を少し減らしてみて、症状の悪化も認めず、眠気も軽くなるようであればその量で維持していきましょう。
眠気の副作用に対しては、まずは睡眠環境の見直しから行います。
しかし、抗うつ薬の反応が不十分であった大うつ病性障害に対して少量のリスペリドンの併用が有効であったとの報告が多数あります。